オラ エスパーニャ

image (49)オラ エスパーニャ

スペイン料理と世界のビール 
 
hola ESPANA(オラ エスパーニャ)
【アクセス】Ma. Luisa Road沿い
【アドレス】Unit2 Regency Crest Condminium, Banilad Cebu City
【Open】7:00-24:00 
【TEL】+63-32-344-6095


 
ーと、店名ですが、エビフリャーをこよなく愛し、コーヒーにおまけがついてこないとぶんむくれ、娘が嫁に行くときには町内を嫁入り道具を見せびらかしながら練り歩くと行った奇行で知られる方々がお住まいの地方の方言で『私は超能力者なのよ』という意味に取れないこともないのかもしれませんし、その地方ご出身の自意識過剰な方々が一方的な親近感をこのお店に抱くことを止めるものではありませんが、オーナーはおそらくそんな地方のことなんざ見た事も聞いた事もありませんし、もし万が一、ええ、ま・ん・が・い・ち、奇跡的に知っていたとしても、間違いなくそんな地方都市のことなんて気にしてネーミングしてませんから。
それ以外の地域の出身の方ならば『オラ』がスペイン語で『やあ!』くらいの意味だということはご存知のはずですし、『エスパーニャ』が同じくスペイン語でのスペインの正式名称だということも察していらっしゃると思います。そう、ここはそのままずばり、スペインレストランです。はい、そこのみゃあみゃあうるさい人達、メニューにエビフリャーが無かったからといって勝手に裏切られた気分にならない!
ィリピンとスペインの関係については説明するまでもないと思いますし、いつもはそうやって知ったかぶりかましてるだけなので、説明しろと言われてもできないこと間違いなしなのでしません。まあ、ちょっと昔にスペインがフィリピンをこれもんでゆわして自分とこのもんにしちゃったことがある、っていうくらいに思っといてください。だから今でもフィリピンには結構な数のスペイン系の人々が住んでいますし、スペイン料理もフィリピン色に染まりながらフィリピンの人々の食卓にのぼるのです。
しかしセブには実はあまりスペイン料理を食べさせる店は多くなく、内装がきれいでアクセスもよく、品数も豊富なこのお店をお薦めしておきます。品数が多いので何を頼んだらいいのか悩むところですが、もし日本で頼んだら相当な出費を覚悟しなければいけない世界最高級の生ハム『ハモン・イベリコ・ベジョータ』に、『グリーンオリーブのアンチョビ詰め』あたりは、先ほどから話題に上ってる地方出身の方々も、『どらうみゃーでかんわ』と口を揃えてくださるのではないでしょうか。パスタやピザもメニューにはありますが、あなたが韓国料理屋にいくとどうしても江戸前寿司を注文してしまうようなへそ曲がりでない限り、無視しましょう。
スペインといえば大抵の日本人が真っ先に思い浮かべるのがおそらくパエリアだと思うのですが、ここには3種類揃っています。2人前と書かれているもので優に4人前はありますのでそのつもりで。その他メインは干し鱈のトマト煮込みの『バカラオ』や、サイコロステーキ&ガーリックライスの『サルピカオ』あたりがお薦めです。
また、この店はスペイン産のワインを結構揃えているのですが、それ以外にもベルギーを始めとする世界のビールが20種類以上置いてあります。日本のビールを飲みつけた日本人には『え?これビールなの?』と思われるようなビールも多いのですが、世界で一番強いビール『BUSH』やら、『禁断の果実』など、興味をそそるものがありますし、注いでくれるグラスも変わっていて一度はトライして頂きたいものです。
 
本日の料理とイベリコ豚の生ハム 世界のビール 本日の料理